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安永年間創業 かな半旅館

「とちぎ江戸料理」 がスタートして以来、人気を博してきた店だが、新たに「本膳 かな半料理帖」を完成させ、話題を呼んでいる。料理研究家や学芸員の協力のもと、かな半志鳥家に残っていた古文書から料理を蘇らせたのだ。
専門家の協力があったとはいえ、容易いことではなかったはずだ。古文書に書かれているのは、なます、平(煮物)、焼き物といった料理名と食材名のみ。レシピはなく、当時の料理や調理についての知識をもとに、想像力を膨らませて一つずつ形にしていかなくてはならない。若女将の志鳥泰子さんは、まずは当時どんな食材が使われていたかを知るために、百枚もの献立表から材料名をすべて書き出すことから始めたという。また、単に復元するのではなく、今食べておいしいもの、現代人の味覚に合うものを作るよう努めたそうだ。
当時主流だった「本膳スタイル」で供され、宴の風景も蘇るかのよう。小江戸のもてなしを堪能したい。

本膳 かな半料理帖
ランチ時 3,850円(税込)、旅館宿泊時夕食 4,510円(税込)
※4日前までに要予約。2名〜15名
大皿、刺身煎り酒、煮物、なます、豆腐ぬた、魚田楽、飯、汁など。

Kanahan

Kanahan is a ryokan (a traditional Japanese inn) started in 1775. The owner and chef Mrs. Shitori created “Honzen Kanahan Ryoricho”, which is a reproduction of Edo period cuisine. To complete this menu, she worked with a cooking researcher and curator, and investigated documents of that time.The inn, which has been popular among tourists, is now attracting more attenrion.