出流そば さとや

栃木市のそばといえば、出流そばである。古刹出流山満願寺の門前そばとして発展し、現在も七軒の蕎麦屋が軒を連ねる。市民それぞれに贔屓の店があり、江戸そばの伝統を引き継ぐ「一升そば」が名物である。
そして、「とちぎ江戸料理」を機に新たな名物となっているのが、さとやの「白そば」である。豆乳を使った特製つゆでいただく冷たいそばで、店主の新里宗一さんが江戸の食文化を研究していく中で「豆腐百珍」に触発されて創作した。当時のベストセラー本「豆腐百珍」には、豆腐を使った料理百品とその作り方が紹介されている。自分の店でも何か豆腐を使ったメニューを作れないか。豆腐をそばのつなぎに使ってみたり、そばつゆに豆乳を加えてみたり、試行錯誤の末に完成させた。豆乳の質にこだわり、出汁とのバランスに苦心したという。「白そば」の名は、新里さんの心意気に打たれた江戸ソバリエ、ほしひかる先生の命名である。

白そば
950円(税別)
※夏季のみの提供

Satoya

Satoya is a soba restaurant in the Izuru area. The house specialty is Shiro soba which is soba served with special cold soup containing soymilk. Mr. Nisato, the soba chef, created it after being inspired by Tofu Hyakuchin, one of the most popular Edo cookbooks.